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2014年8月

きびしい取り立て

特定調停も任意整理による処理とほぼ同じく、それぞれの貸し手に対し借金の支払いを行っていくことを選ぶ債務の整理の選択のことです。

わかりやすくいうなら裁判所が関係する借金整理となります。

 

この方法も先の方法と同じように破産申告とは異なり一部の負債のみをまとめていくことができるため、他の連帯保証人が関連する契約を除いて処理する時やマンションのローン以外で手続きしていく際なども活用することが可能になりますし築き上げてきた財産を処分する必要がありませんので貴金属や土地などの資産を持っていて、手放してしまいたくない場合においても有用な借金整理の手続きといえます。

 

手続きを取った後の返済に必要となる額と実際に可能な収入を比較検討しおおむね完済が見通せるようならこの手続きを取ることに問題ありませんが破産宣告と異なり借金そのものが消えるのではありませんので、借りている総額が大きい状況の場合、現実問題として特定調停による手続きを踏むのは難しくなるということになるでしょう。

 

なお、この方法だと裁判所という機関が間に入るため弁護士などのプロにお願いしなくても不利になってしまうことはないということとか解決のためのお金を圧縮できるという良いところがありますが債権者からのきびしい取り立てに説明する必要があることとか、管轄の裁判所にことあるたびに行くことになるという注意点もあります。

また、任意整理による方法に対して、この方法により同意が得られないような場合は利息をすべて含めた計算で振り込んでいかないといけないといったことや最終的には債権者に対し払っていく額が任意整理による処理に対して割が合わない場合が多い等の留意点もあります。

 


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